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Ahmed Refaat Japan Tour 2023ご参加ありがとうございました❤︎



6月のAhmed Refaat Japan Tour 2023 (Tokyo, Nagoya)にご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。マスターAhmed Refaatからのメッセージも書いています。お時間許す方は、ご覧ください。



🎥東京公演 Zaman (労音大久保会館)

Photographer : Apache

7/10まで録画配信中です。こちらから、お申し込み後24時間ご視聴可能です。(公演時間約60分)


Ahmed Refaatは5.5曲、Naayaちゃん3曲、私は4曲、ゲストの皆さん2-3曲踊りました。

せっかくエジプトからくるから、沢山踊ってね!とあれも、これも、それも、と頼みました😃

特にファンはAhmedの色々な踊り見たいですよね?


サイーディー男性スタイルに興味もつ女子が増えてきて、Zamanでまた、増えて嬉しいです。難しいアサヤのキック〜回転〜キャッチの技は、最初にTitoに習ったときは全然わからなかったけど、Ahmedの丁寧な説明で、Zaman Saidiメンバーと、新しいメンバーもできるようになって、私もこの帰国のタイミングで練習する時間ができて、コツがつかめたら楽しくなってきました。またトルコ帰国するとスタジオも自由時間もないので、今のうちに沢山練習しようと思います!そして、サイディー男性チームメンバー随時募集中です😁




★お客様から、Zamanの感想

- "Ahmedが沢山踊ってくれて、とても贅沢なショーでした。フォークロアに特化したショーは中々ないので、凄く楽しかったです。

楽しすぎて、あっという間に終わってしまいました。またフォークロアだけのショーの開催、期待しています。”


- "チケット代が高く、正直に言うと、最初は購入を迷いましたが、盛りだくさんで、アフメッドもたくさん踊ってくれて、本当に行ってよかった!と心の底から思いました。”


- "演劇の舞台、ミュージカルの舞台を見ているような楽しさがありました。”


他、沢山の嬉しい感想が届いています❤︎






💃東京ワークショップ(サイーディー、イスカンダラーニー、バラディ)


アーカイブ配信中(7/14に配信終了、これからお申し込みの方はお急ぎくださいね)

お申し込みはメールで、Ahmed Refaat イベント事務局まで。


お申し込みされて届いていない方も、お早めにご連絡ください。


★参加者からの感想

<サイーディー>

- "最初はついていけるか心配だったが、沢山練習ができて、初めてのテクニックもあったり、素敵な曲が学べました。"


-"人数やお部屋の広さもちょうど良く、丁寧な指導にて楽しく受講できました。"


- "少し難しかったが、終わった後に落ち込むこともなく、曲の長さもちょうどよかった。"


など、質問も含めて沢山感想をいただきました。


<イスカンダラーニ>

- "振付が可愛くて、とても楽しかったです。"

- "ミラーヤの新しい使い方を学べました。

- "レッスンで教えたい素敵な振付でした。"


参加者の笑顔が最も多かったワークショップでした。


<ベントバラディ>

- "早く踊りたいです。"

- "可愛い振付で楽しかったです。


参加者の皆さん、笑顔で楽しんで踊られていました。






🇪🇬🏆Egyptian Dance Art Cup🇪🇬🏆 (ゴールデンエラカップ、フォークカップ)



沢山のご応募ありがとうございました❤︎

入賞された皆様、おめでとうございます。

小松先生、ZIZI先生、審査と貴重なご意見ありがとうございました。


🏆🏆🏆ゴールデンエラカップ結果🎉🎉🎉

1st Place - Nami

2nd Place - Saasya

3rd Place - Fiore


🏆🏆🏆フォークカップ結果🎉🎉🎉

1st Place - Alnair

2nd Place - Firqat El Nil

3rd Place - Tokyo El Haggalla

Special Prize - Massala


コンペ参加者の皆様の素敵な作品、パフォーマンスを見て、審査員の先生方のコメントを聞いて、私もとても勉強になりました。ご参加、ご来場くださった皆様に、心から感謝しております。


コメントの非公開を聞きたかったというお声もありましたが、今まで、コメントされてステージで傷ついて泣いてしまう方を何度も見たことがあって、(Ahmed Refaatが特にそれを気遣い)出場者の心を大切に、コメントは出場者のためにする、ということで、非公開も選べるようにしました。(実際に非公開を選んだ方は、やはり、他の人に聞かれたくない様子でした)


フォークカップの特別賞がモアシャハットを踊られたMassalaさんに贈られました。


質問もいただきましたので⇩こちら回答をシェアします。


-------------- Ahmed Refaatからのメッセージ ----------------


各国のコンペのフォークロア部門で、モアシャハット(ムワシャハット)が踊られていて、フォークロアと思っているダンサーは少なくないと思います。フォークロアの定義が異なる考えからもあります。モアシャハットの偉大な作品を作られ、リアルなフォークダンス(リアルライフ)からインスパイアされて数々の作品を作られた、故マフムード・レダをリスペクトして、多くのコンペではフォークロア部門で、モアシャハットが踊られることを受け入れています。私もとても尊敬しています。一般的に振付師は、レダと同じように、100%リアルなフォークダンスや生活スタイルをそのまま舞台向けに作りません。現地の人々の生活スタイルにインスパイアされて、その振付師のイメージで作品が作られています。つまり創作ダンスです。しかし、創作とはいえ、エジプシャン・フォークロア(民族)ダンスを作る元となっているのは何?かで、フォークロアダンス(民族舞踊)かどうかを言うならば、


例えば、


- サイーディーは、リアルのサイーディー地方の人々の様子(服装なども)や、ライフスタイル(文化)、タハティーブや馬の踊り、ガゼイヤ(ガワージー)などを元にして、その地域の音楽スタイル(サイーディー音楽)と共に作る

 →フォークロア


- ヌビアンは、ヌビア地方の人々の様子(服装なども)や、ヌビアンの結婚式のスタイルなどを元に、その地域の音楽スタイル(ヌビアン音楽)と共に作る

 →フォークロア


- スエズエリア、ベドウィンなど、他のエリアも同じように、リアルな人々の様子、ライフスタイルなどが(各地の音楽も含めて)元になっている

 →フォークロア


また、それぞれの地域でスタイルは1つではありません。ショーZamanでも作品を作りましたが、一つの大きな枠の地方(例えばスエズ)で、複数スタイルがあります。マンブーティーだけではありません。


各地域で、各地域の音楽が生活の中にあるのに対して、モアシャハットの音楽はどうですか?

モアシャハットについては、下記をご参考にしていただくと、ご理解いただけるのではないかと思います。




モアシャハットについての参考リンク

(以下上記ページの要約です。翻訳:Lama Toyoda)


ムワシャハットは、アブドゥッラー ビン ムハンマド王子が統治していた時代、ヒジュラ暦3年末 (西暦 9 年) にアンダルシアで誕生しました。この数年間、音楽が隆盛し、歌が流行する一方で、アラブ人はスペイン人と接触するように なりました。 ムワシャハットは芸術的ニーズに応え、社会現象の結果として登場しました。 ズィリャブ(アッバース朝時代 のメソポタミア出身の甘い声を持つ音楽家兼歌手)が、アンダルシア人たちのところに来て以来、アンダルシア人たちは音楽に夢中で、歌を歌うよう割り当てられており、アンダルシア人たちに彼の芸術を広めたのです。 彼の甘い声、雄弁な舌、黒い肌の色から、ズィリャブというあだ名が付けられましたが、これは クロウタドリ(黒い鳥)の名前です。音楽と歌が栄えれば、詩にも影響を与えました。 アンダルシア人は、多様なメロディーとは対照的に、 統一された詩の後進性を感じていました。 彼らは、柔軟に変化する現在のメロディーを前に、厳格な、伝統的な過去における詩 の停滞を感じていました。 音楽と歩調を合わせ、その多様性と異なるメロディーで歌う、新しい色 の詩が必要とされていました。 したがって、拍子が変化し、韻が増える、この抒情的な詩の芸術が現れ、その音楽がその基礎のひとつと考えられています 。ムワッシャハの出現が社会現象の結果として、生じたという事実に関しては、アラブ人がスペイ ン人と混血し、アラブ性とスペイン性を併せ持つ、新しい民族を形成したことは明らかです。この混合の現れの一つは、アンダルシアの人々が、アラビア語の口語を知っているのと同じよう に、ラテン語の口語「ロマンティック」を知っていたということでした。 つまり、人種的バイリンガリ ズムの結果としてバイリンガリズムが存在したのです。 そして、そのバイリンガリズムを代表する文学が出現するのは必然であり、それがムワシャハットでした。 ムワッシャハは、その発足から数世紀後まで、古典アラビア語で書かれていました。最後は、アンダルシアの俗語に基づいています。 (ラテン語の俗語の単語を使用した、アラビア語の俗語であることが知られています。)

そしてこの中で、イブン・バッサムは、ムワッシャハの発明者ムカッダム・ビン・マーフィーアル=カブリ)についての話の中で、彼は「口語的で非アラビア語の発音を採用し、それを中心と呼び、その上にムワシシャを作った」と述べています 。 したがって、あたかも、ムアシャハットには 2 つの側面があるかのようです。1 つは多様化する 拍子と韻で表される音楽的な側面、もう 1 つはアラビア語とアンダルシアの二言語使用という 言語的側面です。


もし、コンペで、モアシャハットを踊りたい方が沢山いましたら、今後、フォークカップ、モアシャハットカップと分けて行うでしょう。


そして教えている方へ、フォークロアとオリエンタルをはっきり分けて生徒さんに教えてください。振付を作るときは、例えば、サイーディーをフォークロアとして踊るのか、オリエンタルダンサーとしてキャバレースタイルで踊るのかをはっきりしましょう。


以上ここまで マスターAhmedのメッセージです

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今回のエジプシャンダンス・アート・カップ(フォーク部門)のポイントは、エジプシャンフォークダンスであることでした。他のアラブ国の、ダプケやハリージ、イラーキーなども含めると、(真剣に審査するとなると)それぞれの踊りに詳しい審査員を、何人も日本に呼ぶのは難しいというのがあります。また、人数的に、その分野ひとりの意見になってしまうことも考えられます。エジプシャンフォークロアも、審査員の経験や見てきたものが偏らないように、ビデオ審査から慎重に審査員を決定しました。


(最初、私は主催で、審査員をすることは全く考えていませんでしたが、国内外で審査員を探す過程で、色々な方に相談していたら、複数の先生から、推薦いただいて、、引き受けることにしました。現地でリアルアーティストを見て学んで、自分でフォークロアの作品作って、ショーでお客様から好評価もらえるもの作っているのと、審査員の経験があるから大丈夫!と。。。とは言っても、マスターAhmedと小松先生と一緒に審査するとは恐れ多く、私はまだまだ、もっともっと勉強しなきゃ、と気が引き締まりました。出場チームの知らない音楽は、歌詞の意味など調べて準備。コンペに出る生徒さんには、「審査員することになったから、監修とか個人レッスンでアドバイスとかできないよー、自分達で頑張ってね〜!」と伝え、本番楽しみに見ました。本人たちは悔しかったと思うけど、失敗が勉強になったって言ってるし、自分達の実力でファイナルに残れたのは誇りです。そして、共同主催のNaayaちゃんが、ひとりで、当日のフォークコンペ運営頑張ってくれました💗ありがとう💗)



また、意見も色々、質問も色々あって、とても勉強になります😃シェアします。


例えば、サイーディーの頭の布の巻き方は、1通りではありません。もし1通りしか知らないと、見たことがない巻き方をしていたら注意してしまう可能性があります。私は見たことがないものを見ると、自分が知らないだけかもしれないと思い、すぐに、マスターに、リアルの人はこういうことする人もいるの?と、コメントする前に確認しました。



フォークで、靴を履くことに関して。

前も韓国のコンペで同じ議論になったのですが、私は靴を履いているほうが、ステージでは見慣れているのか、しっくりくるのですが、リアルガゼイヤは、裸足で踊っているのを見たことがありますし、どちらが正しいではなく、舞台上で、靴を履いているほうが良く見えるかなと思います。(靴が直前に破れて裸足で踊ったこともあります)


ヘッドスカーフの巻き方も、ミラーヤの巻き方も、振付師が決めるので、一通りではありません。いくつかある中のどれか、今回はこの形で踊る、という感じです。


マスターAhmed Refaatを尊敬することの一つは、自分の経験、見てきたもの、師匠から聞いたものが全てだと思っていないところです。時々現地に行ってアップデートして研究し続けているので、色々なものを見て、以前と変わったことなど教えてくれます。Zamanの演目も一部「雰囲気」という言葉を使っているのは、「これがサイーディーです」というのではなく、ショーでは、100% Saidiそのままを舞台で表現できない、インスピレーションからイメージして作っている作品なので「サイーディーの雰囲気」という言葉を使っています。表現者なりにとても繊細です😄。


2年ほど前に、ルクソールに行ったときに、サイーディー地方の有名なタハティーブの先生が、タハティーブも年々、技が進化してきている、新しいものがどんどん生まれていると話していました。(Journey into the depth of Egyptian Folklore Vol.1)

新しいものにもインスパイアされて、振付師が作品を作っていくと思うと、これから古いものも、新しいものも、両方があって、面白いな、と思いますし、私も、時々、現地に見に行ってアップデートしたいなと思いました。コンサートも聴きに行きたいのもあります。



Journey into the depth of Egyptian Folklore Vol.3も予定しているようで、今からエジプト楽しみです。来年かな?インシャアッラー





 
 

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