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続・振付作り、コンペ時代


少し間があいてしまいましたが、主に海外コンペに参加していた時期に、振付をどのように作っていたかについて。インストラクターを始めた年に初めて出場。現在のように、色々な部門がなく、参加していたコンペは「プロ部門」またはカテゴリーなしの「ソロ」のコンペでした。




初挑戦したアメリカでのコンペ2009年は、ライブバンドで、Set el hosenを踊りました。ライブバンドということもありましたが、振付はあまり作らず、持っていた音源で、ポイントだけ決めて、踊り込み、あとはその時「こうしたい」というおりてきた表現で踊りました。

同年の、第1回目のTIBCも同じように、半分くらい即興でした。

それまでオリエンタルダンスは、振付を作る考えがあまりなかったのです。


そこで、入賞しなかったので、振付を作らないと!と考え始めたのです。渡された採点シートに「振付」があったのです。

現在コンペに出ている方は、そんなの当然と思うかもしれませんが、その当時は、周りにコンペに出る人があまりいないくらい、コンペ自体も少なく、あまりよくわかっていませんでした。


そして、コンペ主催者によって「振付」を採点に入れてしまうと、有名な、誰でも知っている振付師の振付をコンペで踊られた時に、審査員は採点に困ってしまうので、「振付」の採点をなくすか、自作限定にしていると海外では聞いたことがあります。


そうして、曲の8割くらい振付を作って、残りは、その時のフィーリングで残して踊る方法が私にはあっているので、8割は頑張って作るようになりました。2012年に、初めてアメリカで入賞できたのです。


レッスンで教える用と、自身で踊る用の振付はもちろん異なりますが、入賞作品のWS頼まれた時は、8割同じ内容で教えました。2割は即興というわけにもいかないので、教えるために、その時作りました。


コンペ向けに作品を作るという考えはなく、好きな出会った曲で振付を作って、コンペでもショーでも踊っていました。もちろんコンペ向けの曲を探すということもなく。。。


この頃は、音楽を覚えるくらい聞いてから、自然に動きたいと思ったままに動いて、後から、余計な動きを無くしたり、自分らしいか、誰にも似ていないか、をビデオで確認して、偶然でも誰かに似てるかも!と思ったら、そこの動きは変えて、、というのを繰り返して作っていきました。


フォークロアに関しては、1曲、完全に振付を作り、踊るようにしました。フォークロアはこの後に作る機会がより増えたので、次回に合わせてお伝えします。


次回は、最終回、コンペ参加を終えて以降、現在までの振付をどのように作るように変わったかをお伝えします




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